有機栽培茶

有機栽培茶とは

自然循環機能の維持増進を図った栽培方法

有機栽培茶とは、化学的に合成した肥料や農薬を避け、自然循環機能の維持増進を図った栽培方法で作った緑茶です。 有機の表示のある農作物(有機栽培茶)には必ずJASマークが付いています。JASマークのないものは、「有機栽培」「オーガニック」など表示をして販売できません。 小栗農園では、みなさまの健康によい、美味しいお茶を提供するため、国内でもっとも古く信頼ある民間認証機関JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)の有機栽培認証を取得しております。 世界重要農業遺産システム認証「静岡の伝統的な茶草場農法」を実践する圃場で栽培されたお茶も使用しています。

茶草場農法とは

良質茶の栽培を目的とし、秋冬期に刈り取ったススキやササなどの草を茶園の畝間に敷く伝統的な農法です。
茶草場では、300種類以上の草花が確認されており、うち絶滅危惧種9種が確認されるなど生物多様性が保たれています。

農業生産のための努力が生物多様性の保全と両立していることに非常に価値があるとして、2013年に世界重要農業遺産システムに認定されました。

 

有機JAS認証制度

jas

平成16年、農水省のガイドラインにより、無農薬栽培、無化学肥料栽培、減化学肥料栽培、減農薬栽培、低農薬栽培などの表示は、すべて「特別栽培農産物」と表示しなければならず、個々に「無農薬」とか「減農薬」という表示はできなくなりました。 しかし、あくまでもガイドラインということで、法的義務も罰則もないため、すべての生産者がこれに沿って表示しているわけではありません。また、第三者のチェックもないことから、表示しているとおりに栽培しているかどうかもわかりません。 「有機JASマーク」が表示されているものは第三者の厳しいチェックがあり、今のところもっとも信頼性の高い安全ものと言えます。