私たちは牧之原台地の真中で、安心安全は勿論、お客様に美味しいと言ってもらえる特蒸し茶作りに組合員一丸となって頑張っています。昨年からは、牧之原市主催の一日お茶カフェにも参加し牧之原茶のPRにも努めています。
また、平成30年から「香り緑茶」の製造に取り組んでいます。
香り緑茶の認知度の向上を目指して「香り緑茶普及会」を立ち上げ、各種イベントや商談会に参加しています。
平成31年農林水産省戦略プロジェクトの事業共同体により「香り緑茶製造ライン」を設置し、令和元年の1番茶より香り緑茶の量産試験を始めました。
開拓にしかない、開拓でしか出来ない、開拓の味を求めて。
あせらず、あきらめず、一歩一歩前へオンリーワンを目指して！！
設立Ｓ47年11月8日
私たちの工場は牧之原台地の西側の菊川市に立地しています。
牧之原台地から菊川流域に係る倉沢地域の圃場は、山を造成して作った茶畑が主になっています。
菊川から立ちのぼる朝霧がかかるこの地域の環境は、お茶の生育にとって良い条件がそろっており、この恵まれた環境で育った茶葉のみを使用しています。
牧之原台地は主に赤土で鉄分を多く含む土壌です。
その土に合わせたお茶づくりをするため、定期的に土壌分析をして一番あった肥料設計を行うとともに、自然循環農法である茶草場農法を実践し、できるだけ自然環境に配慮して減農薬で栽培を行っています。
私たちの茶葉は良く男らしいお茶と揶揄されます。特蒸しにこだわり、形状がなく見た目は悪いが、味が濃く、まろやかで甘みのある味わいが特徴です。
牧之原の鉄分やミネラルが豊富な赤土の土壌と、太陽からなる日照時間が日本全国の中で、とても長い...といった特徴ある風土を生かした「深蒸し煎茶」の茶園栽培と製茶製造はもちろん、茶樹の品種に合った紅茶や、抹茶の原料になる碾茶の生葉栽培も手掛けています。
里山の生態系を守る環境に配慮した「世界農業遺産 茶草場農法」の実践者である事も活かして、有機栽培での茶園管理による安心•安全な お茶作りに、家族一丸となって励んでおります。
茶夢茶夢ランド菅山園は牧之原市の菅山地区、主に牧之原台地を中心に６戸15人の共同でお茶を生産しています。
平成23年には品評会において農林水産大臣賞を受賞。すべてのお客様のために安心で安全なお茶を生産し、更なる良質茶で「うまい！」に答えるお茶作りを目指しています。小さな子供たちにも食育（茶育）を行い、将来への茶文化の継承をしていきたいと思います。
私たちが作るお茶は、徹底的にお茶の蒸し度にこだわった超深蒸し茶です。
「大地を愛し、自然の恵みを生かした経営」を理念に掲げ、地域のモデルとなる一体型生産組織として、強い蒸しに耐えられる生葉を栽培するため、お茶畑の土づくりや栽培管理に力を入れ、深蒸し茶特有の深みのある濃い味とさわやかな香りを皆さまに届けられるよう、努力しています。
《受賞歴》
平成22年第64回全国茶品評会深蒸し煎茶の部1等5席
平成23年第65回全国茶品評会深蒸し煎茶の部1等2席
牧ノ原の広大な茶畑の中に役15haの茶畑を契約農家さんとともに、おいしく安全、安心なお茶造りもモットーに日々の作業に励んでおります。
また、当工場では、世界農業遺産の茶草場農法も取得しており、毎年山草を茶畑の間に敷き入れております。自然なミネラルの補給や土中微生物の活性化といった効果があり、お茶の旨みが出てくるものと考えております。
やまやの特徴である、濃い味、濃い緑色のお茶をお楽しみ下さい。